なんだか食べ物を食べても味がしない、苦い、薬を飲んでいたら味がしなっくなったなど味覚に異常を感じた場合、「味覚障害」かもと感じると思います。
そんな味覚障害と思われる症状が出た場合、病院の何科を受診すればよいか分かりませんよね。
ここでは、味覚障害の時に受診する病院の何科に行けばよいのか?、味覚障害の場合どんな診察をするのかをご紹介します。
※NHKのEテレの「味覚障害」の番組を参考にしています。
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味覚障害の場合 病院は何科にかかればよい?受診はどこ?
味覚障害と思われる症状の場合、病院の何科を受診すればよいかというと
・耳鼻咽喉科
です。
咽喉科となっているので、味覚障害と思われる症状が起きた場合は、耳鼻咽喉科や耳鼻咽喉科のある病院で受診されると良いですよ。
病院に行く場合、別の薬を飲んでいる場合は「お薬手帳」か「薬」を持っていくとスムーズにいくと思います(薬の副作用が味覚症状の原因にもなるので)
他の病院での受診は?
味覚障害の治療が難しい場合は、病院の耳鼻咽喉科から「紹介状」が渡される場合があるそうです。
その場合は、「味覚専門外来」の病院を紹介されるとのことなので、その紹介された病院で受診をしてみてください。
味覚専門外来は、
・耳鼻咽喉科
・歯科口腔外科
です。中には町医者の病院の耳鼻咽喉科だと見れない場合があるので、総合病院の耳鼻咽喉科の受診を紹介される場合もあるそうです。
そのほかに歯科口腔外科も紹介される場合もあり、それは病院の紹介によって違うそうです。
そのため、近くに耳鼻咽喉科の病院がない場合は、歯科口腔外科のある病院にかかればいいかもしれませんね。
ただ味覚障害に詳しいのは、耳鼻咽喉科だとは思います。できれば最初は耳鼻咽喉科の受診が良いとは思います。
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病院ではどのような受診・診察が行われる?
普通の病院の耳鼻咽喉科だと、問診や舌などを調べる感じのようです。
ただ味覚障害が酷い場合など、味覚外来だと特殊な診察を行うのだそうです。
味覚外来の診察とはどんなことをする?
病院によっては診察方法はちがうかもしれませんが、テレビで紹介されていたものは3つでした。
電気味覚検査
味覚障害の程度を調べる検査です。
専用の機械を舌の上にわずかな電流を送り、その電流を感じると金属の味がするのだそうです。
何段階で金属の味を感じるかを調べて味覚障害を調べていきます。
神経経路に異常がないかを確認するのだそうです。
ろ紙ディスク法
五味などを感じる診察です。
ある味のした紙を舌の上にのせて、何の味なのかを答えます。味の書いた紙を指さす感じです。
小さい味の紙をセットして、甘み・塩味・酸味・苦み・何もわからないなど5段階で判断して、どの程度感じるかを診察していきます。
問診
最後は問診です。
味覚症状は薬・食べ物やアレルギーなど様々な要因から来ています。また、亜鉛不足などもあると思います。
薬を飲んでいても味覚症状になりやすく、例えば血圧を下げる薬などでも味覚障害になりやすいのだとか。
そのため、食べ物、薬の使用歴などから問診で味覚障害の原因を探るのだそうです。
また、味覚障害の問診では「心理歴チェック」というものも行われるのだそうです。
どんなチェック方法?
これは何かというと、心で感じる・体で感じる感覚の異常や低下が鋭くなると、味覚症状が起きる場合があるそうです。
典型的な例でいえば「ストレス」。ストレスが重くのしかかると、味覚障害になってしまうなど、食べ物や薬以外での原因を探るのだとか。
味覚障害になったら病院へ
味覚障害になってしまったら、まず何科に受診すればいいのかといえば「耳鼻咽喉科」です。
耳鼻咽喉科で検査をしてもらって、薬などが処方されたり、亜鉛を多くとるなどの指示があると思います。
ストレスや薬の処方歴でも味覚障害の原因があるので、まずは自己判断せずに病院にかかって受診してみてくださいね。
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