農林水産省が先日、畑のアブラナ科の仲間の野菜に、野菜の生育に被害を与える「テンサイシストセンチュウ」という害虫を発見したということを発表していました。

 

最近はヒアリなど外来系の虫が多いですが、テンサイシストセンチュウは病害虫とのことで「健康被害」とか体に影響があるのか気になりますよね。

 

ここでは、テンサイシストセンチュウがどんな害虫か、どんな野菜について健康被害などがあるのかについて調べてみました。

 

もしかしたら野菜高騰するかも?

 

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テンサイシストセンチュウとはどんな害虫?

 

日本で初めて発見した外来の害虫のことです。

 

テンサイシストセンチュウのセンチュウは、漢字で「線虫」と書き、細長い虫の総称なので、外見は細い千のような形をしています。

 

なんだか不謹慎ですが、頭がよさそうな害虫名ですよね。

 

センチュウ系としては、ジャガイモや松系の樹木などに寄生するセンチュウと同じ仲間なのだそうです。

 

ちなみに、ジャガイモには「ジャガイモシロシストセンチュウ」という害虫が寄生し、ジャガイモの生育を阻みかれさせてしまうのだそうです。

 

テンサイシストセンチュウの害虫が寄生する野菜は、

 

・ブロッコリー

・カリフラワー

 

といったアブラナ科の野菜に生息している害虫で、アブラナ科の野菜の生育被害を与え、根の部分に寄生することで野菜の生育として大切な「野菜の養分」を吸い取る恐ろしい害虫です。

 

農家さんは大変すぎますね・・・。

 

テンサイシストセンチュウは侵入経路は?もともと生息している?

テンサイシストセンチュウの侵入経路は謎なのだそうです。

 

もともと外来の害虫なのですが、

 

・アメリカ

・アフリカ

・韓国

・中東

 

の国に主に分布いているのだそうです。

 

侵入経路は海か空かといいったところですかね。ただ日本で発見されたところは海がないんですよ。

 

日本のどこで発見された?

日本の長野県原村の畑で最初に「テンサイシストセンチュウ」が発見されたと農林水産省は発表しています。

 

アブラナ科の野菜の生育が悪いことに疑問を持ち、専門家に相談して調べたところ発見されました。

 

農林水産省が長野県がアブラナ科の畑の土の消毒をして対策をしているそうです。

 

長野以外にも広がっているかはまだ判明してないようですが、海のない長野にいたとすれば、テンサイシストセンチュウが他県にもいる可能性はありそうですよね。

 

健康被害はあるの?

 

一番気になるのが、テンサイシストセンチュウは健康被害があるかどうか。

 

農林水産省は、

 

人畜には無害で、この虫が付いた野菜を食べても健康を害することはない

 

と回答しているので、健康や体に害はなさそうです。

 

健康被害がないとは言えども、なんとなくブロッコリーを買うときは、まじまじと見てしまいそうです。

 

ただもしかしたら、

 

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アブラナ科の値段が上がる可能性も

テンサイシストセンチュウは畑の土や土壌を書いていて、消毒で蔓延の防止をしています。

 

もしこの害虫が広がっていたりする場合は生育が悪いとのことなので、アブラナ科のブロッコリーやカリフラワーの値段が上がる可能性もあるかもしれません。

 

実際に今の時点で「野菜の生育不良」という状況だからです。

 

また、アブラナ科の野菜はブロッコリーやカリフラワー以外にも結構あります。

 

全国に広がったとしていれば、野菜の価格の高騰が考えられます。

 

健康被害がないとしても、野菜の高騰は家計にダメージですよね。

 

農家の方はもっと大変なのでなんとも言い難いですが・・・

 

アブラナ科の野菜は他にどんなものがある?

 

ブロッコリーやカリフラワー以外にもアブラナ科の野菜としては、

 

・キャベツ

・大根

・白菜

・カブ

・クレソン

・ケール

・水菜

・ラディッシュ

 

などなど。アブラナ科の野菜は結構多いですよね。よく食べている野菜も多いかと思います。

 

特に大根・キャベツは家庭でもよく食べるアブラナ科の野菜です。

 

冬のお鍋やおでんにダメージが!!

 

まとめ

 

ヒアリにしろ害虫のグローバル化が多いですよね。まさか野菜まで被害があるとは。

 

健康被害はないといえども、野菜の生育を阻むのは怖いですし、農家の方の野菜への被害予防の対処も大変そうです。

 

テンサイシストセンチュウなど脅威が怖いですよね‥一応は消毒して予防はしているようですが、どこまで広がっているのか、流行しないと良いですね。

 

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