洗濯機では洗えない服はクリーニングに出すよりも『手洗い』できるものは手で洗濯をした方が効率が良いです。

 

しかも服を手洗いでの洗濯をすることで、クリーニング代を節約できたりと経済的でもあります。

 

ここでは、手洗いの洗濯のやり方を服の種類別の洗い方、洗剤はどうするのかなどによってご紹介します。

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手洗い洗濯のやり方には何種類か方法がある

 

手洗い洗濯のやり方は、ただタライに服を入れて洗剤を入れてじゃぶじゃぶこするイメージがありますが、服や衣類の素材によって洗濯のやり方が何種類かあります。

 

脱水をする場合はネットを使い洗濯機の『脱水』をするものもあります。

手洗い洗濯方法
・押し洗い
・つかみ洗い
・振り洗い
・もみ洗い
・たたき洗い
・つまみ洗い
・つけこみ洗い

 

手洗いの洗濯のやり方はつかみ洗いなどだけでなく、上記の服や衣類に合わせた洗濯方法で汚れを効率よく落とすことができます

 

fa-bellただし、必ずこの手洗い洗濯のやり方や方法でなくてはいけないということではありません。

 

次に服の種類によって、上記のどの手洗いの洗濯方法に当てはまるのかを『衣類ごと』に手洗い洗濯のやり方をご紹介します。

 

洗濯機で洗いにくいものはぜひ手洗いしてみましょう!

手洗い洗濯のやり方と服の種類の洗い方

セーターやニットなどの厚手の衣類の手洗い洗濯のやり方

 

セーターやニット、厚手の衣類の手洗い洗濯の方法としては、『押し洗い』が向いています。

 

押し洗いをすることで、厚い服の奥に線維の中に洗剤入れる方法となります。

 

手洗いの押し洗いの場合、衣類を揉んだり、こすったりはNGです。

 

押し洗いの洗濯のやり方はこちら▼

 

①たらいや桶の中にぬるま湯を入れる

②洗剤を溶かす(液体洗剤がおすすめ)

③厚手の衣類をたたんで、汚れた部分を外側になるように入れる

④衣類の上から手の平で衣類全体を軽くぎゅっぎゅっ押したり、少し持ち上げたりして洗う

※回数は20~30回ほど

⑤水で何回かすすぎ洗いをして、数回④をする⇒その後1回すすぐ

⑥バスタオルなどで水分を取る

※⑥これはやらなくても良い

⑦衣類を畳んだままネットに入れて、洗濯機の『弱モード』で30秒ほど脱水をする

 

衣類は反対に返さなくても大丈夫です。

 

ニットの干し方

 

ニットの場合は干し方が他のものと違い、『広げて陰干し』して乾かす方法があります。

 

お風呂のふたの上で干したり、ニット干し専用のネットなどを使うのも便利です。

 

タートルネックシャツやセーターなどの袖口などの手洗い洗濯のやり方

 

セーターやタートルネック、シャツの袖口など、シワになりやすい服の汚れは手洗い洗濯方法としては『つかみ洗い』が向いています。

 

つかみ洗いは部分洗いともされ、部分的な汚れを落とす洗濯方法としても適しています。

 

つかみ洗いのやり方▼

 

①たらいや桶の中にぬるま湯を入れる

②洗剤を溶かす(液体洗剤がおすすめ)

③衣類を付けこむ

④袖口の汚れている部分を両手でぎゅぎゅっと握るように洗う

⑤握る⇒離すを繰り返す

 

薄手のブラウス、ランジェリー、スカーフの手洗い洗濯のやり方

 

ランジェリーやしわになりやすい薄手のブラウスなどの手洗い方法は『振り洗い』が向いています。

 

振り洗いは、ニットなどの伸縮性のある衣類は向いていないです。

 

振り洗いのやり方▼

 

①たらいや桶の中に洗剤を入れて、衣類を入れる

②衣類の中心を軽く持ち、素早くたらいの中で上下前後左右に振るように洗う

③すすぎは②にのように降るようにすすぎ、すすぎ水は2回かえてまたすすぐ

④洗濯機で30秒ほど脱水をする

 

くつ下やえりやそで、頑固な汚れの手洗い洗濯のやり方

 

くつ下やシャツのえりやそで、頑固でとれにくい汚れは『もみ洗い』がむいてます。

 

もみ洗いの手洗い洗濯のやり方▼

 

①洗剤を入れたたらいや桶の中に衣類を入れる

②両手で衣類を擦り合わせるように洗う

③綿や麻素材以外は、スポンジや指先などで軽くトントンとたたいて汚れを浮かばせるように洗う

 

ダウンジャケットのそで、えりの手洗い洗濯のやり方

 

ダウンジャケットのそでやえりの手洗いはこすってしまうと、縮んだりダメージがつきやすいので、『たたき洗い』が向いています。

 

たたき洗いの手洗い洗濯のやり方▼

 

①洗剤の原液をスポンジや歯ブラシに直接つける

②軽く汚れている部分をたたく

 

シミなどの汚れた衣類の手洗い洗濯のやり方

 

シミ汚れなどちょっとしたシミを手洗いするのは『つまみ洗い』の方法が向いています。

 

つまみ洗いの手洗い洗濯のやり方

 

①洗剤を入れたたらいや桶の中に衣類を入れる

②汚れている部分を指先でこすりながら洗う

 

薄いセーターなどの手洗い洗濯方法

 

薄いセータ

ーは様々など手洗いする場合に向いているのが『つけこみ洗い』です。

 

こすらず、たたかず、ただ沈ませて脱水するという洗濯方法になります。

 

つけこみ洗いの手洗いやり方▼

 

①洗剤を入れたたらいや桶の中に、たたんだ衣類を汚れた部分を外側にして入れる

②15~20分ほど放置

③たたんだまま衣類をネットなどを洗濯機に入れて15~30秒ほど脱水する

④洗濯ものから取り出して、綺麗な水の中に静かに入れて1~2分入れておく

⑤洗濯機に再度ネットに入れて脱水して、水をかえてもう一度沈める

⑥洗濯機でネットに30秒ほど脱水する

 

レースやフリルが多い服の手洗い洗濯は?

 

レースやフリルなどがついていて繊細な服は、手洗い表示があっても型崩れしてしまう場合があります。

 

シンプルな衣類は手洗いが向いていますが、レースやフリルなど装飾系がついているものはクリーニング店にお任せする方が衣類は長持ちします。

 

手洗いの洗濯洗剤はどのくらい使えばよい?

 

洗濯用洗剤の量はお使いの洗剤の裏を見て、それに従い洗剤を入れてください。

 

実際は適量で大丈夫です。

 

手洗いの場合は溶けやすい液体タイプの洗剤が便利です。

 

分からない場合は、少量から入れて徐々に加えることで汚れが落ちる量がわかるので適量入れるようにしてみましょう。(洗剤量が多いからといっても落ちるわけではありません)

まとめ

 

手洗いの洗濯方法には何種類かあって、それぞれの衣類や服の汚れ具合によって合った手洗い洗濯をしてみましょう。

 

洗剤量は手洗いだと分量が分かりにくいですが、もし裏面を見てもわらかない場合は少量から入れて増やしてくことで汚れの取れ具合がわかってくるので実践してみてはいかがでしょうか。

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