なんだか最近食べ物を食べると味がない、苦いなど味覚の異常を感じた場合、その舌の異常は「味覚障害」の恐れがあります。
何で私が味覚障害に!?と思われるかもしれませんが、意外と味覚障害になってしまう原因は多いです。
例えば、栄養不足や薬、病気など色々あります。
ここでは、味覚障害の原因は何かや対処方法をご紹介します。原因不明でも何かしら当てはまるかもしれないので、確認してみてはいかがでしょうか。
※NHKのEテレで放送された「味覚障害」の番組を参考にしています。
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味覚障害の原因とは一体何?
味覚障害は、食べ物などを食べた時、『味が感じられない』・『苦い』・『味が薄い』など五味に異常をきたすことを示します。
味覚障害の原因は何個かあります。
なんだか味覚障害や原因不明っぽそうでも、何らかしら当てはまるかもしれません。
ここでは詳しく原因についてみていきましょう
栄養不足が原因
味覚障害の原因の一つに「亜鉛不足」があります。
亜鉛は味覚に必要な栄養素で、亜鉛が不足してしまっていると味覚症状が起きやすくなる場合もあります。
唾液が原因
唾液の分泌が少ないのも味覚障害の原因になります。
口の中が乾燥していたり、唾液の量が少ないと味覚を感じにくくなるからです。
加齢が原因
加齢になると様々な体が弱くなってくるので、味覚症状は加齢も原因に含まれています。
加齢になると味が濃くなるという方も多いと思いますが、味が薄く感じるのも味覚障害の一つだからです。
なので昔よりも味付けが濃くなったりする場合は、味覚障害の可能性があります。
また、加齢になってくると薬を飲まれる方も多くなると思います。
そのため、
薬の副作用が原因
薬の副作用で味覚障害になりやすい方もわりと多いそうです。
例えばテレビで紹介されていた味覚障害が起きてしまった方は、『低血圧』の薬を飲んでいた方でした。
様々な薬の副作用が原因で味覚障害を起こしやすく、がん治療で使われている薬などは7割が味覚障害になりやすいとされているのだそうです。
例えば乳がんの服用される薬によっても、五味(甘みやうまみなどの味のこと)の感じ方が違う場合があるのだそうです。
これらが思いつかない原因不明の場合でも、こんな原因があります。
原因不明の場合
病気が原因
薬の副作用でも味覚障害が起きる原因ですが、病気でも味覚障害になってしまうこともあります。
例えば、
糖尿病・甲状腺の病気・肝臓病気・腎臓の病気・脳梗塞・脳出血・顔面神経麻痺・胃腸の手術
等々です。
貧血が原因
意外と思いますが、貧血の場合でも味覚障害になってしまう場合もあるのだそうです。
ストレスが原因
どれも当てはまらない場合、『ストレス』という心理的要因の原因があります。
特に若い人で病気もなく、薬も服用していないなどで原因不明な場合は、味覚障害は「ストレス」が可能性が高いです。
ストレスで味覚障害を起こしてしまった人の例
テレビで紹介されいた方は、
ある日、スナック菓子を食べていた時塩味が感じられなくなった。
満腹でも味がしないから不安でついつい食べてしまう。
病院に行ったところ、ストレスが味覚障害の原因だといわれた。
ストレスの原因で思い当たることは、最近転職して新しい職場で1ヶ月。
上司のパワハラやモラハラを受けて、自分を攻めるようになって仕事ができないのがダメなんだと思い詰めていた。
続きは最後の対処方法へ
もし味覚障害になってしまったときの対処方法
もし上記の味覚症状の原因に当てはまったら、まずは病院へ受診してみてください。
薬の治療などそれぞれ医者の先生から指示かでます。
その時、薬などを処方していたら病院に持っていくと良いですよ。
病院に関しては別途記事でご紹介中です。
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味覚症状にならないための対処方法
味覚障害になってしまった場合、なかなか自分で治すのは難しいです。
しかし、治った後でもまた味覚症状になる可能性なども考えられるので、日ごろの対処方法がとても大切になってきます。
亜鉛不足の場合の対処方法
亜鉛の含まれている食べ物を食べてみてください。
※亜鉛の入っている食べ物
かき、牛肉、レバー、チーズ、卵、ごま
などです。
アレルギーとかでなければ、卵などは取りやすいと思います。
ストレスをためない・ストレスの原因を取り除く
過度なストレスが溜まると、味覚障害になりやすいです。
ストレスの原因のところで、ストレスで味覚障害になってしまった方はその後どうなったのかの続きで書くと、
処方薬を飲んだけれど治りませんでした。
なので仕事を思い切って仕事を辞めました。
すると、
味覚が突然戻ったり、急に苦みがなくなって、味覚がもとに戻るようになった
という結末になります。
ただなかなか仕事を辞めることはできませんよね。
なので、できるだけ休日などでストレスを発散したり、好きなことをしたりしてみてください。
唾液を出す
唾液の分泌の量が少ないと味覚障害になりやすくなります。
なので噛む量を増やしたり、ガムを噛んだり、酸っぱいものを食べたりすると唾液の分泌量が増えます。
酸っぱいものを食べると酸が多く出ますが、唾液が中和の働きをするので、酸っぱいものなどは食べた方がいいですよ。
唾液を出すマッサージ
唾液がでるようなマッサージをご紹介します。
★耳下腺マッサージ
唾液腺は、耳の付け根から顎の下の部分にあります。
耳の付け根・顎の下にある唾液が出る場所をマッサージ
1日の回数:10回×1セット
★顎下腺マッサージ
両腕の親指で顎の下をずらしたりして、やや強くマッサージ。
1日の回数:5回ほど
そうすることで、唾液が出やすくなります。
味覚障害には誰でもなりやすい原因がある
味覚障害は亜鉛不足以外にも、薬の副作用や病気などの原因でもなりやすいです。
また、原因不明だと「ストレス」など原因不明でも味覚障害になりやすいことになり、若くても味覚障害になりやすいです。
昔と違って、味が濃くなったというのも味覚障害の可能性があるので、思い当たる方も多いかもしれません。
最近味がおかしい、苦い、味がしない、味が濃くなったなど多少の異変を感じたりしたら、まずは病院に受診をして診察をしてもらってみてもらうのが良いですよ。
悪化してない場合は治らないということはないので、早めに病院に行って対処した方がいいですね。対処方法は味覚障害の時でも行ってみてくださいね。
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